ヒエロぐり

DTMer hieroglyph が綴る作曲記

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【キャラミん】クロマキーを利用して様々な背景【MovieStudio】

キャラミんstudioのレビューでも書いたのですが、キャラミんで動画を作っていくと、「背景に限りがある」という壁に当たります。

 

www.hieroglyph.work

 そこで、キャラクターの背景を単色で出力し、クロマキーという動画のエフェクトを使うことである程度背景の少なさは解決できるのではないかと思い、記すこととします。

 

 

ちなみにクロマキーというエフェクトはキャラミんstudioにはありませんので、別途動画ソフトが必要になります(僕はMovie Studio13を使っています)。

 

クロマキーとは「複数の画像を合成する手法の一つで、特定の色(Chroma)情報を持つ領域を他の画像と置き換える手法」(「技ラボ」より)とのことです。

 

具体的に言うと、キャラクター背景を(例えば)黒一色にして出力する→「背景画像」を用意する→キャラクターの背景にクロマキー適用(黒を透過)→あたかもキャラクターの黒の背景がなくなったようになり、「背景画像」の中でキャラクターが踊っているように見える、ということです。

f:id:hieroglyphchang:20190301213434j:plain

(↑こんな感じで上にキャラミんのキャラクター動画を置き、下に背景用の動画を配置。このままでは上の動画しか再生されないので、キャラクターの黒背景にクロマキーを適用することで透過され、下の動画が現れる。キャラクターは下の動画の中で踊っているように見える)

 

クロマキーの適用の仕方はMovie Studio13だと

ビデオFXのタブ→クロマキーヤをD&Dでキャラミんの動画に置くと下のような画面が出てくるので、矢印の場所をクリック

f:id:hieroglyphchang:20190301215036j:plain

矢印のボールペンをクリックし、キャラクターの背景(黒)をクリック

f:id:hieroglyphchang:20190301215120j:plain

でOK。

 

僕がこの手法を知って、最初に作った動画は「実写」を背景にしたものでした。

 

アニメチックなキャラクターに実写はちょっと違和感を感じたので、背景を実写ではないものに変えたのがこちら↓

 

その後、いろいろ試してみて、「これはいいんじゃないか」と思って投稿した動画がこちら↓(3Dっぽい感じ)

 

まだまだ研究中ですが、うまく使えば結構いい動画が作れるんじゃないかなーと思いつつ、キャラミんはこれからも使っていく所存です。