Cubaseのメイン画面のカーソルの移動は
①ページのスクロール
プロジェクトカーソルがウィンドウの左から右へと移動します。プロジェクトカーソルがウィンドウの右端に達すると、ルーラーとプロジェクトカーソルがウィンドウの左端にジャンプし、そこからまた始まります。この動作は本のページをめくる動きに似ています。
②カーソルを中央に表示
プロジェクトカーソルはウィンドウ中央に固定され、ルーラーが左にスクロールし続けます。
(Steinberg.Help CUBASE「オートスクロール」より)
の2種類があって、僕は今まで①の方式で作曲していたのですが、何となく②の方がプロっぽいかな~と思ったので設定を②に変えましたが、僕には使いづらいと感じたので①に戻そうかと思ったけど良い方法があった、というのが今回の要約です。
(僕の使っているバージョンはCubase8.5です)
カーソルの設定について
初期設定は①です。②「カーソルを中央に表示」の設定は、
ファイル→環境設定
トランスポート→「カーソルを中央に表示」をチェック
これでOKです。
なぜ「カーソルを中央に表示」が使いづらいと感じたのか
これは個々の作曲のスタイルだと思うのですが(生意気にも僕にも「作曲のスタイル」があるのだ)、僕は「再生しつつAltを押しながらマウスでクリックしてコピー」ということを頻繁に行っていることが判明したのです(特にドラムトラック)。
①の方式はカーソルが右端に行くまで画面が固定されていてAlt+マウスのコピーがしやすかったのですが②の方式だと画面が常に動いているので、コピーしたイベントを置きたい小節におけず非常にやりづらいのです。
というわけで僕の作曲スタイルに合わず、設定を①に戻そうと思ったのですが・・・
「編集中はオートスクロール機能を停止する」
「編集中はオートスクロール機能を停止する」ボタン(赤丸で囲った「*」)を押せば、文字通り編集しようとクリックするとオートスクロールが停止し、画面が動かなくなるとのこと。(ボタンは1回押すだけでOK)
これならばAlt+マウスのコピーも問題ありません。
オートスクロールに戻したいときはショートカットで「F」を押すだけ。
そんなわけで
カーソルを中央に表示しつつも、編集時は画面が動かなくなるというスタイルに落ち着きました。めでたしめでたし。