(Ralph KleinによるPixabayからの画像 )
この曲を聴くとこの場面を思い出す、ということはよくあると思います。
この曲を聴くと苦労した就活のことを思い出す、みたいな。
その逆パターン、ではないのですが、この言葉を見るとこの曲を思い浮かべてしまう、みたいなこともあると思います。
僕は「エスプレッソ」という単語を見ると、トッドラングレンのアルバム「インディヴィデュアリスト」に入っている「エスプレッソ」という曲が例外なく頭の中で再生されてしまうのです。パブロフの犬もびっくりの条件反射です。わんわん。
「海」とか「愛」とか「平和」のようなよく見かける単語をみて、特定の曲を思い浮かべる、というのはあまりないんじゃないかと思います。その単語を見るたびに頭の中で曲が流れてしまうと、1日中頭の中で曲が鳴りっぱなしになってしまいます。
その点「エスプレッソ」という単語は、そんなに多く見かけません。新聞かもしれないし、本かもしれないし、誰かのブログかもしれませんが、何か月に1回見るかどうか、という頻度です。
文章を読んでいて、「エスプレッソ」という単語が出てくると「あ、エスプレッソだ」と思考が一時停止してしまい、同時にトッドラングレンの「エスプレッソ」が流れてくるのです。
ちなみに僕はトッドラングレンの「エスプレッソ」を聴いてはじめてこの世に「エスプレッソコーヒー」なるものがあることを知りました。
軽快なギターのカッティングから始まるポップな曲だったので、コーヒーの方もさぞポップな味がするだろうと飲んでみたところ、濃ゆーくてニガ-くて、全然ポップな味じゃないじゃん!と勝手に怒っておりましたw
というわけで、もしあなたが僕に大切な手紙を書くことがあっても、文中に「エスプレッソ」という単語は絶対に入れないでください。
その単語を見た瞬間に思考が一時停止し、あの軽快なギターのカッティングが鳴ってしまうのです。