ヒエロぐり

DTMer hieroglyph が綴る作曲記

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SHURE588SDXとMXL-V67Gの比較的使用感的な

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少し前に清水の舞台から飛び降りる気持ちで決断し、コンデンサーマイクを購入したのですが、

 

www.hieroglyph.work

  

ダイナミックマイクからコンデンサーマイクに変えて、なんとか1曲歌入れが終わりました。

 

わずか1曲なのですが、両マイクを使ってみた違いなんかをメモ的に記したいと思います。 

 ちなみにダイナミックマイクはSHURE588SDXで15年程度使用、コンデンサーマイクはMXL-V67G。使用期間は1カ月程度歌入れ1回の感想になります。

 

電源

僕の使用オーディオインターフェイスはスタインバーグのUR22mkIIでファンタム電源がついているので特に気にかけなかったのですが、コンデンサーマイクは「ファンタム電源」が必要です。ファンタム電源のないオーディオIFコンデンサマイクが使えないのでご注意を。

ダイナミックマイクはファンタム電源は必要ないです。

  

ケーブル

上記記事にも書きましたけど、ダイナミックマイクコンデンサーマイクは使うケーブルが違います。。。ダイナミックマイクXLR(メス)-標準プラグ、コンデンサーマイクXLR(メス)-XLR(オス)です。注意しましょうね(←俺

 

音質

コンデンサーマイクはヌケが良い」と聞きますが、全くその通りでした。SHURE588SDはこもった音、MXL-V67Gは前にでてくる音でした。

 

SHURE588SDでボーカルを録音したあとは必ずEQで低音をバッサリ切ってとりあえず3000あたりをブーストさせて…みたいにいろいろ弄っていたのですが、MXL-V67Gだとその作業がなくなった・・・というと大げさですが、少なくてもEQを弄る時間はかなり減りました。意外なところで時短になり、これは買い替えてよかったと思った点です。

 

口とマイクの距離

両マイクとも、歌入れのときはポップガードを使用したのですが、SHURE588SD使用時はマイクとの距離は近いです。というのも、上記音質でも記した通りSHURE588SDはただでさえこもるのに、距離を離すとなおさらこもって聞こえるからです。

 

 今回SHURE588SDの距離でMXL-V67Gで歌入れしたのですが、「吹かれ(息がマイクに吹きかかることで発生するノイズ。「ポッ」とか「プチッ」とか)」が発生してしまいました。コンデンサーマイクは感度が良いので、マイクとの距離を離さなければいけないのですね。

 

ノイズ

「吹かれ」以外のノイズですが、SHURE588SDの時は常に「サー」というノイズが入っていて、結構困りました。MXL-V67Gではサーノイズはなくなったので、SHURE588SDかケーブルが原因だったのでしょうか。ま、15年程度使っていたのでノイズくらい出るわいという感じですが。

 

最後に

15年選手と1カ月選手の比較だし、MXL-V67Gは歌入れ1回の感想なので、安易に「コンデンサーマイクの方がよい」と結論付けることはできないでしょう。

 

仮に15年使ったコンデンサーマイクと1カ月使用のダイナミックマイクの比較だったとしたら「ダイナミックマイクの方が音が良かった」となっていたかもしれませんし。

 

今回はマイクの比較や違いを知ることができたので買い替えてよかったな、というところです。

 

 

コンデンサーマイクは繊細で管理に気を使わなければなりません。ズボラな僕がどこまで管理できるか。なんせ僕のSHURE588SDのヘッド部分はヘコんでますからね。。。

 

(表にしてみました)

  ダイナミックマイク (SHURE588SD) コンデンサマイク (MXL-V67G)
電源 特にいらない ファンタム電源
ケーブル XLR(メス)-標準プラグ XLR(メス)-XLR(オス)
音質 ヌケがあまり良くない(こもってる) ヌケが良い
マイクと口の距離 近い ちょっと離す
ノイズ サーっというノイズあり(環境による?) 吹かれ注意
性格 そこそこタフガイ ガラス細工のように繊細