カイブンを作るのは難しいです。
「怪文」なら、そこはかとなくアヤしいことを書けば良さそうですが、
回文です。
たまには作曲とは違う頭の回路を使うか、とふと思い立ってしまいました。
目標は「軽い機敏な子猫何匹いるか」
(かるいきびんなこねこなんびきいるか:17文字)です。
まずは肩慣らしで・・・
・田舎儚い(いなかはかない:7文字)
・探索サンタ(たんさくさんた:7文字)
意味がある様なない様な・・・肩慣らしなので、まあ良しとしよう。
・志田使うの迂闊だし(しだつかうのうかつだし:11文字)
全国の志田さん、ごめんなさい。悪気はないです。
しかしこの回文は応用として
・与田使うの迂闊だよ(よだつかうのうかつだよ:11文字)
というのもできます。
全国の与田さん、ごめんなさい。
肩も温まってきたところで・・・
・噛んだ墓石、以下は檀家(かんだはかいしいかはだんか:13文字)
うーん、あまり意味を成していないような・・・
噛んだ墓石って・・・
単語をつなげた感がありありでダメですね。
・書いて飲んだくれ、件の定価(かいてのんだくれくだんのていか:15文字)
微妙・・・意味がないわけではないけれど・・・「噛んだ墓石」よりはマシか・・・ギリギリセーフ?
・・・などと3歩進んでは2歩下がるような感じでやっていましたが、意味をある程度成し、かつ文字数の多い回文が出来ました。
・瀬波のリス組のこどもどこ?飲み薬飲みなせ
(せなみのりすぐみのこどもどこのみぐすりのみなせ:23文字)
「瀬波」とは新潟県村上市にある地名です。「瀬波温泉」といえば新潟で知らない人はいない(?)くらい有名です。
・・・と、解説が必要となった回文ですが、どうでしょう?最後の「飲みなせ」が少し厳しい感じがしますが、これで良しとしましょう。
みなさんもお暇な時にやってみてはいかがでしょうか。