雨でもない、雪でもない、みぞれまじりの夜はなぜだか切ない―というテーマで過去に曲を作りました。
この曲を作っていた頃はマルーン5をよく聴いていて、マルーン5っぽい曲を作りたいなぁと思って作った曲です(アルバム「It Won't Be Soon Before Long」をよく聴いていた)。
雨でも雪でもないみぞれを、ふわふわした心に見立てて歌詞を書きました。
みぞれと言っても秋から冬に向かう季節のみぞれと、冬から春に向かう季節のみぞれがあって、どちらをイメージするかで詞の内容が変わってくるような気がします。
今回のこの曲は秋から冬に向かう季節、まさに今の時期のみぞれをイメージして書いた詩です。
テーマの「なぜだか切ない」というのも秋冬の時期だからこそかなと思います。冬から春にかけてのみぞれをイメージしてテーマを決めるとしたら、もう少しウキウキした感じになると思います。
例えば「雨でもない、雪でもないみぞれ」ではなく「雨にもなれる、雪にもなれるみぞれ」という感じで。
クリスマス・年末に向かうこの時期の夜は「切なさ」+「何とも言えぬピリリとした独特の雰囲気」があって、そこら辺の雰囲気も曲から感じ取っていただければとてもうれしゅうございます。