おかしいな、とは思っていた。
我が家のニモ水槽が、11月の上旬頃からでしょうか、定期的に白く濁るようになってしまいました。
バクテリアのバランスが良くないのかなと思い、ブクブクを入れてみたけど、やっぱり白く濁る日がある。
水槽の環境が良くないのかなと思いネットで調べてみたものの、白濁の原因はつかめず、ただいたずらに日々は流れていくのでした。
ニモ水槽にはニモ以外にヤドカリ、ソフトクリームの形をした貝(以下ソフト貝)大、ソフト貝小、栗の形をした貝(以下栗貝)大、栗貝中がそれぞれ1匹ずつ生息しています。
皆つかず離れずで平和に暮らしていたのですが、ある日、ソフト貝小と栗貝中が合体?しているのを発見しました。
(赤丸内がソフト貝小と栗貝中。手前が栗貝大、奥がソフト貝大)
交尾?でも貝の種類は違うしなぁ・・・それよりも、水槽内が若干白濁してる。バクテリアのバランスが崩れてる?
翌日水槽を覗いてみると今度はソフト貝大と栗貝中が合体中。
子どもたちは「チューだチューだ!」と盛り上がっていますが・・・
次の日に水槽を覗いてみると・・・誰もチューをしていない。
あれは何だったんだろうと思ったその時!僕の目の前に現れたのは栗貝中の貝殻。
貝殻・・・ということは本体(体)が無くなっているということです。
それはつまり、あの貝同志の合体はチューなどではなく、共食いだったのです!
コワイヨコワイヨ・・・貝って共食いするの?と思い調べてみると、エサ不足の水槽で共食いする貝もいるとのこと。
そして貝から出る粘液によって水槽が白濁することがあることも判明。ははーん、白濁の原因は貝だったのか?この粘液は水質悪化の原因にもなるらしい。
そうこうしつつ迎えた次の日、水槽を見るとまたまた白濁・・・何か事件が起こっているのか?と水槽を覗いたところ、今度はソフト貝大とソフト貝小が合体しているではありませんか。
予想通りその次の日には、貝殻と化したソフト貝小の亡骸があったのでした。恐るべし、ソフト貝大。栗貝中とソフト貝小を喰いやがった。
ということで、数日のうちに貝が4匹から2匹へと減ってしまったのでした。
ソフト貝小の亡骸以降、水槽は白濁していません。11月上旬からの白濁は貝が原因だったのでしょうか。
しかしエサ不足とは言え、貝が共食いをするなんて・・・
あなたの家の水槽が白濁したとき、それは事件の前触れかもしれません・・・