作曲をしていて、「トラック数」について気になるというか、考えることが年に数日あります。
今日がその「数日」のうちの一日というわけなのだけど、この機を逃すと当分トラック数について考えなくなると思うので、今のうちに記そうと思った次第。
トラック数については、下記のような本があるくらいなので、DTMerにとっては結構関心のある分野なのかなぁと思う(僕は下記の本は読んでいませんが)。
というわけで、僕自身が作った曲について、トラック数の変遷みたいなのをまとめてみようと思います(wavのトラックのみ。MIDI等のトラックは除く)。
①2017年6月 Blue sky blue
初めてニコニコ動画に投稿した曲。
ドラム 1
ベース 1
ギター 5
シンセ 4
メインボーカル 1
コーラス 4
計16トラック(ドラムトラックが「1」とあるのは、キックもスネアもハイハットもまとめて1トラックに録音していたということです)
②2019年6月 雨が降り続く夜に
①から2年後に作った曲。
ドラム 11
ベース 1
ギター 2
シンセ 9
メインボーカル 1
コーラス 2
計26トラック
③2021年2月 未来☆世界☆SKY
今日現在(2021/3/13)での最新曲。
ドラム 13
ベース 1
ギター 1
シンセ 16
メインボーカル 2
コーラス 6
計39トラック
感想
作る曲のジャンルにもよると思いますが、トラック数は多くなっている傾向にあるとい
えます。
なぜトラック数が多くなったか、個人的な実感として「知識、技術、音源が増えたから」ではないかと思います。
例えば①ではドラムトラックは1つでした。ミックスのことを考えればキックやスネア等個々にトラックが必要かと思います。当時はそのことを知らず「ドラムトラック」として1つのトラックにしていました。現在はドラムの各パートは個々にトラックがあります(知識の増)。
また、少し前にサンプルパックを購入し、曲の中でSE(サウンドエフェクト)を多用するようになり、トラック数が増える要因となっています(技術、音源の増。SEを曲のどの部分にどんなふうに入れるかは、知識もさることながら「技術的」な面が大きいように思う)。
・・・そんな感じで、知識、音源が増え、様々な作曲技術を覚えることでトラック数も増えていったように思います。
プロのトラック数
2018年1月のサウンドデザイナーによれば、サカナクションの「多分、風。」のトラック数は
ドラム 約40
ベース 4
ギター 3
シンセ 約30
メインボーカル 4
コーラス 36
Suchmosの「STAY TUNE」は
ドラム 約14
ベース 2
ギター 3
シンセ、SE、エレピ 5
メインボーカル 3
コーラス 5
とのことです。参考までに。
さいごに
使っているパソコンの性能に依るところもあるし(今使っているパソコンは10年前に購入)、現状多くても50トラックくらいでまとめるのがいいのかなと思ったり、らじばんだり。