ヒエロぐり

DTMer hieroglyph が綴る作曲記

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もし40代DTMerが「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと起業家精神』を読んだら」を読んだら

岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーション起業家精神』を読んだら」(以下「もしイノ」)を読みました。

 

ちょうど一年くらい前に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら」(もしドラ)を読み終え 

www.hieroglyph.work

  

上記記事の最後で「もしイノも読みたくなった」と記したわけですが、無事「もしイノ」を読み終えホッとしているところです。

 

もしイノ感想

読み終えた感想は「前回同様面白かった」でした。

 

相変わらず小学生のような感想ですが、前作「もしドラ」が大ヒットし、「もしドラ」執筆後の時点では次回作の構想はなかった(と、あとがきに書いてあった)のに、前作の雰囲気を残しつつ前作と同じくらいの面白さを保った作品を作るというのは、相当なご苦労があったことと思います(そこら辺の経緯もあとがきに書いてあります)。

 

売上的には前作には遠く及ばなかったようですが、内容的には前作に勝るとも劣らない出来だったと思います(キーワード的な言葉が伏線となっていて、それを回収するという手法がミステリ小説に似ていて、そこら辺が個人的に良かったように思う)。作者の力量がうかがい知れる力作と感じました。

 

さいごに

もし40代DTMerが「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーション起業家精神』を読んだら」を読んだら、一発当てるのも大変だろうけど、当てた後の二発目はもっと大変なんだろうなあ、とDTMで一発も当てたことのない人間が二発目の心配をした。