冬になると作曲活動が滞ってしまう。
その理由は、我が家の家訓「夜寝るときは皆一緒」にあるのだ。
僕の平日の作曲時間は、子ども達(息子、娘)が寝静まった夜9時から10時半の間のみ。
かつて子ども達が幼かった頃は「寝かしつけ」という名目で夜寝るときは一緒に寝て、子ども達が寝たのを見計らって自分の部屋に行っていたのだけど、小学生になり、「寝かしつけ」をする必要はなくなった、と個人的には思っていた。
ところが「夜寝るときは皆一緒」という暗黙のルールがいつの間にか成立していたらしく、僕が自分の部屋に行こうとすると「お父さんも一緒に寝ないとだめだよ」と息子に言われてしまった。
そんなの知るかいなと思って自分の部屋に行こうと思ったら「じゃ俺も起きてる」となってしまい、息子も一緒に起きることになってしまった。
それに怒った我が奥様。我が奥様の怒りの爆発はキラウエア火山にも匹敵するという。
怒られたのは息子なのだけど、当然僕もとばっちりを食らい、それ以降「夜寝るときは皆一緒」が我が家の家訓となったのだ。もうキラウエア火山は食らいたくない。
そんなわけで、とりあえず寝たふりをして、子どもたちが寝たのを見計らって二階の自分の部屋にいくのだけど、「とりあえず」でもなんでも、布団の中は温かい。誰もが僕に冷たいけれど、布団の中は温かい。
自分の部屋に行くということは、この温かいぬくぬくとした布団にサヨナラをし、極寒の地に向かうということと同義。
これ、結構覚悟がいります。だって布団温かいんだもん。
布団の温かさを捨て、寒い部屋にたどり着き、エアコンを入れて部屋がある程度温まるまで震えながら待つ(新潟の冬はことさら寒い)。その覚悟があって初めて作曲にたどり着くのです。
しかし、たとえその覚悟があったとしても、仕事で疲れていると「とりあえず」入った布団でいつの間にか眠っていた、ということもよくあります。もうこれはしょうがない。
ということで、冬になると必然的に作曲時間が減ってしまうのでした。
布団に入らず直で自分の部屋にいければ少しはいいと思うのですが。。。
【今日言いたかったこと】
・冬は寒くて嫌い
・キラウエア怖い